3月9日(木)に避難訓練を行いました。西が岡小学校のキッズクラブでは、年に2回地震、火災を想定とした避難訓練を行っています。
2回目となる今回は、実際に訓練を行う前に、東日本大震災についてのお話しをしました。
今日で東日本大震災から6年の月日が経ちました。現在、キッズクラブに来ている子どもたちの中に、当時のことを詳しく覚えている子どもは少ないと思います。だからこそ、今回のプログラムを機に、「震災があったときにどうしたらいいのか。」を考えるきっかけになったら良いと考えています。
東日本大震災では、地震のあとに大津波がきたということ、また津波によって多くの犠牲者が出た地域や、声を掛け合って避難をし多くの方の命が守られた地域の話をしました。
どうしてこの地域では多くの方の命が守られたのだと思う?の問いかけに、子どもたちは「事前に津波が来ることを知っていたから」「避難の訓練をしていたから」と答えてくれました。
日頃から行う避難訓練によって、本当に災害があったときに守られる命があるということをわかってもらえたと思います。
また、地震があったときに家に1人でいたらどうする?と問いかけると「家の机の下にもぐる」「外に出る」など様々な答えが返ってきました。地震があったときにどこに避難したらいいのか、おうちの人と相談することが大切だということも伝えました。ご家庭で今一度、確認する機会になればと思います。
その後、実際に避難訓練を行い、しっかりと訓練することができました。今回は校庭ではなく体育館への避難訓練になりました。普段持ってくるキッズカード、キッズに来たら記入する名簿などの必要性の話をしました。
避難訓練を機に、震災や安全について1人1人が考えていけたらと思います。