2017年2月28日火曜日

活動報告「ピンクシャツデー」

 2月22日(水)にピンクシャツデーという、「いじめ」について考えるプログラムを行いました。ピンクシャツデーとは、2007年のカナダのハイスクールにおけるいじめ事件をきっかけとして広まった世界的いじめ反対運動です。

 今回は「今までされて嫌だったこと」「今までされて嬉しかったこと」についてみんなで考えました。

 
急な問いかけに、「えー何にもないなー。」とつぶやくお友だちもいましたが、「先生は~で嫌だったことがあるよ。」と例を出すと、「あ!それされたことある!」と次々に思い出し、紙に書いていく姿が見られました。「嫌なことをされたことない。」と言っているお友だちもいれば、紙に「嫌なこと」しか書いていないお友だちもいました。嫌だったことが記憶に残りやすいか、嬉しかったことが記憶に残りやすいかは、みんなそれぞれのようでした。

 次に、「その中で自分もしたことがある内容はあるかな?」と問うと、「んー、あったかも。」と自分を振り返っていました。

 最後に「されて嫌だったこと」はこれからは自分はしない、「されて嬉しかったこと」はできるだけたくさんしたいね。とみんなで分かち合いをしました。
 
 
  
 廊下にもピンクシャツデーのポスターが貼ってあります。大人の方にも一緒に考えていただき、子どもたちを一緒に守っていけるよう、取り組んでいきたいです。
 

 この日のためにピンクのものを持ってきてくれたお友だちや、ピンクの洋服で参加してくれたお友だちもいました。子どもたちに少しでもこの活動の思いが伝わり、考えるきっかけとなれば嬉しいです。